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革新的な解決策を提示・実行することで「環境難民」の発生を食い止めることを目的に、今年3月に設立されたアース・ブレークスルー(代表:菅文彦氏)の主催(協力:Think the Earthプロジェクト、財団法人オイスカ)によるセミナーが、4月25日オイスカ本部で開催されました。「空からの植林大作戦―飛行機から木の種をまく ―」をテーマに、内モンゴルで緑化活動に取り組むNPO等の関係者をはじめ、砂漠緑化に関心の高い参加者20名余が集まりました。
第1部では、ディスカバリーチャンネルで放映された「地球を救う大作戦 種を空から~森林再生」を上映。第2部の実例紹介で、オイスカ内蒙古沙漠化防止プロジェクト責任者の冨樫智が中国内モンゴルで実施した飛行機からの種まき植林を中心に活動を報告しました。
乾燥に強い灌木「ソウソウ」の種を微生物肥料や保水剤入りの土でくるんでの飛行機播種、また、近年のエミュー飼育など、長年取り組んできた経験に基づく専門的な解説や、緑化を進める上でのさまざまな困難など、現地で活動するスタッフによる、生の声を聞くことができる機会となりました。