2020年1月10日

【国内ニュース】東京国際大学にて講義を実施ほか

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  • 東京国際大学にて講義を実施

    10月21日、特別法人会員である東京国際大学において、本部の萬代保男人材育成部長が、オイスカ活動について講義を行いました。同大学では、国際協力学部の学生を中心に、国内外のオイスカの現場での実践活動を行っており、今回の講義にも、8月に中部日本研修センターや西日本研修センターなどを訪問した学生が参加していました。

     

    四国研修センターふるさと祭り盛況

    10月26日、四国研修センターで、 250名の来場を得て、恒例のふるさと祭りが開催されました。ミャンマーやモンゴル、メキシコなど7ヵ国からの研修生のほか、普段は受け入れ先企業で技能の習得に励んでいる技能実習生らもセンターに〝里帰り〞し、お国自慢の料理をふるまったり、歌や踊りを披露したりと大活躍。毎年足を運ぶという家族連れは、「地域にいろいろなイベントはあるが、国際交流も自然体験も一緒にできるのが魅力」と話し、サツマイモ掘りを楽しんでいました。また、センターで育てたお米が抽選で当たったという女性は、「とてもうれしい。来年は友だちも誘って参加したい」と喜びを語りました。

     

    西日本研修センター収穫感謝祭を開催

    11月9日、西日本研修センターで「第11回収穫祭・秋」が催され、九州地区の会員や支援者を中心に1700名が来場しました。当日は、大相撲九州場所でセンターに滞在していた髙田川部屋の力士らも参加し、イベントを盛り上げました。
    ステージイベントでは、地域の学校や各種グループによる演奏などが披露され、男性研修生によるフィジーの勇壮なダンスや女性研修生によるフラダンスも注目を集めました。また食べ物屋台の出店には地元の協力を得ての料理のほか、研修生も各国の料理を提供。研修生と会話をしながら交流を楽しむ来場者の姿も見られました。

     

    インドネシア内務省の職員が活動現場視察

    11月13日、インドネシア内務省の人的資源開発庁事務官と、バンドン市人的資源開発研修センター所長の2名が「海岸林再生プロジェクト」(以下、プロジェクト)の視察を行いました。同省はインドネシア国内で活動する海外の団体を統括しており、2019年は、オイスカ本部および日本国内における活動を視察する目的で、2度にわたって職員が派遣されました。
    インドネシアは日本と同様、災害が多い国であり、防災や減災への取り組みに関心が高く、今回は、プロジェクトのほかにも震災遺構などの視察も行いました。東日本大震災後に整備された防潮堤や、かさ上げ道路、避難タワーなどに関心を示し、「インドネシアでは大きな災害後も、住民が再び同じ場所に同じように住めるような形でしか復旧してこなかった。日本では政府や自治体が復旧計画を作成し、レジリエンスの高い町づくりを進めていることが分かり、参考になった」と感想を述べました。
    プロジェクトでは、オイスカがEco‐DRR(森林など生態系を活用した防災・減災)の考え方を広く発信する拠点としての役割を果たせるよう、今後も、国内外の視察団やボランティアの受け入れを積極的に行っていきます。

     

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