3月30日、名取市の育苗場にて「名取市海岸林再生の会」のメンバー19名がマツノザイセンチュウ抵抗性種子を含む宮城県産クロマツの播種を行いました。
昨年5月からスタートした“地元住民による苗木の生産”実現に向けたさまざまな手続きや準備を経て、初の播種という目に見える第一歩を刻みました。今回播かれた約16万粒の種子は、4月28日から芽を出し順調に成長しています。
また4月26日には、プロジェクト支援者への報告を兼ねた「育苗場お披露目式」を開催、151名の参加者は、育苗場周辺に1本ずつネズミモチを植樹しました。この木は、強い風から苗木を守る防風垣の役割を果たすものです。
苗木は、3年間継続的に管理を行い、3年後に4万4千本を出荷するのが目標です。