2015年2月5日

「子供の森」計画レポートinネパール 自助努力による活動が進行中 コーディネーターが推進役に

  • 海外ニュース
  • ネパールの首都カトマンズに近いパタン地区にあるチュニデビ小学校は、「子供の森」計画(以下、CFP)がスタートした翌年の1992年に活動を始めた参加校で、子どもたちが植え育てた木々は森へと成長し大切にされています。同校は当時、日本からも植林ボランティアがたびたび訪れた場所でもあり、学校職員や近隣住民のCFPに対する理解が深まり、20年以上が経過した今でも学校が自主的に森の管理をしています。

    本報告は2014年10月、同国でCFPコーディネーターとして活躍するラビ・クリシュナ・バライ氏が東京のオイスカ本部を訪れた際になされたものです。突然の来訪ではありましたが、居合わせた職員も氏を歓迎、ひとしきり昔話に花を咲かせる場面もありました。

    ラビ氏は2000年に約1ヵ月間、日本各地で実施されたCFPコーディネーター訪日研修にネパール代表として参加するなど、かねてより積極的に活動を推進していました。ラビ氏のような存在やボランティアの支えにより、現在も同国では継続的に取り組みが進められています。活動の自立発展を促しながら、オイスカは今後も後方支援を続けていく予定です。

    土砂崩れを防ぐため荒地だった校舎向かい側の斜面に植林。1998年当時、まだ木々は小さい
    土砂崩れを防ぐため荒地だった校舎向かい側の斜面に植林。1998年当時、まだ木々は小さい
    2014年にラビ氏が撮影した植林地の様子。その成長がうかがえる
    2014年にラビ氏が撮影した植林地の様子。その成長がうかがえる
    この投稿へのトラックバック:

    アーカイブ