日時:平成27年8月7日(金)
場所:相馬こどものみんなの家・相馬市中央児童館センター
2015年、オルビス株式会社により、震災支援の一環として福島県相馬市につみ木を8000個寄贈しました。今回、そのつみ木を使用して相馬こどものみんなの家と相馬市中央児童館センターでつみ木広場を行うため、福島県へ行ってきました。
一カ所目の相馬こどものみんなの家では、2歳の男の子が保護者の方と参加してくれました。最初、恥ずかしいからか、なかなかつみ木で遊んでくれませんでしたが、雰囲気に慣れてきてからは、細い長いつみ木を並べ、ドミノのようにたおし、とても楽しそうに遊んでいました。最後には、スタッフが高く積みあげたつみ木を抱え込みながら崩す、「つみ木崩し」も体験してもらい、ひのきの香りを身体いっぱいで感じてもらうことができました。
二カ所目の相馬市中央児童館センターでは、小学校低学年38名が参加してくれました。
子どもたちは、非常に人懐っこく、元気いっぱいで、中にはスタッフの身体に抱きついて離れない子もいました。
みんなが作った作品の紹介をする場面では、自分の作品を紹介してもらおうと、工夫をこらし、写真のようなカエルや、かわいい人の顔などのおもしろい作品を作ってくれました。
また、木の写真を見せ、名前をあてる木のクイズでは、コナラを出題。コ○ラとヒントを出すと、「オナラ~~~!!」と小学生らしい声が聞こえ、微笑ましい雰囲気でした。
終了後先生方からは、「普段は、一緒に遊ばない2年生と3年生の女の子が一緒に遊んでいてびっくりした」、「震災前、当たり前にできていたことができなくなっている。そのことが子どもたちの負担になっている中、このようなイベントでなんとかつないでいけている」との感想が聞けました。
今回、「森のつみ木広場」を開催したことで、少しでも子どもたちの心の負担が軽くなってくれれば嬉しいです。
※この事業は、オルビス株式会社の東日本大震災復興支援【いつもプロジェクト】の支援を受け開催しています。