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イベント
2013年6月8日(土) 実施企業:いすゞ自動車、(株)ニコン、オイスカの個人会員・法人会員、大使館関係者、協力者等 ●参加者数 162名(事務局、指導者など含む) ●2010-11年植栽地でのシカ害対策ネット付け(1360枚) 世界文化遺産登録へ向けて、富士山への関心もますます高まる中、今年で7年目になる富士山の森づくりに、企業の皆さま、オイスカ支部・推進協議会の皆さまを始め、今回もたくさんのご参加をいただきました。また、大使館関係や山梨大学、オイスカ中部日本研修センター・四国研修センターからもたくさんのご参加があり、わきあいあいとした雰囲気の中での活動となりました。 今回は、依然として深刻な鹿の食害を防ぐため、1,360本の植栽木に対して耐久性の強いネット巻きを行いました。継続して活動に参加されている方も多く、皆さん慣れた手つきであれよあれよという間にネットが巻かれていき、あっという間に作業終了。当初は居残りも覚悟していましたが、皆さんのご協力でそんな心配も杞憂に終わりました。 日差しも強くない、絶好の作業日和でしたが、肝心の富士山は雲の影… みんなで美しい富士山をそれぞれ心に思い描きながらの活動になりました。 ■開会式 山梨県森林環境部 技監 佐野克己氏 「森づくりというのは植えて終わりではなく、そこから木を育て守っていく長い年月を要するもの。100年かけて森をつくると考えると、森を守る人づくりも大切です」と継続した活動の重要性を訴えました。 オイスカ 中野悦子副総裁 「富士山が名実ともに美しい世界文化遺産になるように、これからも活動に取り組んでいきたい。皆さまのご支援・ご協力があってこそ可能な活動です」と感謝を述べると共に、今後の永いご支援を呼びかけました。 山梨県森林総合研究所 長池卓男氏 継続して参加される方が多いことに触れ、皆さんのご協力で植えた木を守るために今日のような作業が必要になる、と鹿避けネットの意義を紹介。作業の大切さをみんなで確認しました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 作業は斜面に沿って、下から上に進めました ウッドガードで囲われた植栽木の周りにネットを張っていきます。この竹をハンマーで地面に打ち込むのですが、これがなかなかの力仕事で腕がしびれてきた…との声もちらほら。交代しながら作業を進める山梨大学のみなさん 指導員の方がネットに通しているものは何とプラスチック製のお箸。一旦固定するために使用しているのですが、以前使用していたの竹の棒に比べて扱いやすいと大好評。こんなところにも工夫が! 長年活動にご参加いただいているいすゞ自動車(株)のお二人は作業も慣れた様子。ナイスコンビネーションで次々に進まれていました。「木が成長していく過程を見られて幸せ」とにっこり マレーシア大使館から参加のご夫婦とオイスカ中部日本研修センターのアズリナさん。「日本の森はよく手入れがされていて美しい」との声が大使館関係者の皆さんから多く聞かれました。今後も美しい森を永く守っていきたいものですね。。。 そのままでもおいしいお弁当ですが、ひと汗かいた後の味は格別! 笑顔で元気いっぱいのオイスカ静岡県支部のみなさん。「最初から参加しているから成長した木を見るのが嬉しくって」と内山さん。今回初参加の方もいらっしゃり、当時のお話を聞いたりと昔話にも花が咲きました 今回唯一のお子さんとのご参加になったご家族。友達ができなくて、少ししょんぼり…な様子の息子さんでした ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【開会式】 1.山梨県挨拶:山梨県森林環境部 技監 佐野克己氏 2.オイスカ代表挨拶:オイスカ・インターナショナル副総裁 中野悦子 3.森づくりの意義 山梨県森林総合研究所 長池卓男氏 【閉会式】 1.閉会挨拶:福島県推進協議会代表 根本守氏 2.参加者感想:アメリカ大使館 参事官 Mr. Jay Singh 3.参加者感想:(株)ニコン 菊池義衛氏 ご家族 4.参加者感想:オイスカ四国研修センター Rifa’ an 【バス内講義協力】 山梨県森林総合研究所 長池卓男氏 山梨県富士・東部林務環境事務所県有林課 3名