2021年10月20日

サーキュラーエコノミー~オイスカ四国研修センターの挑戦~

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  • 四国、香川県綾川町にオイスカ四国研修センターがある。とても都会とは言えない。一言で「田舎」である。しかし、ここに50年も前からNGO団体である「オイスカの研修センター」がある。

    オイスカ本部は今年(2021年)10月に60周年を迎えた。主に、海外での活動を展開していたため国内の知名度はそれほど高くはない感じで、2011年の東日本大震災の復興として仙台の名取市「海岸林再生プロジェクト」で、幅200m長さ5㎞の約100haにクロマツを植えるプロジェクトが成功し、本来政府がやる仕事を民間NGO団体がやり遂げたのは、これまでのオイスカの海外でのノウハウや信頼があったからであろう。(この詳しい内容は、「松がつないぐあした」~震災10年海岸林再生の記録~小林省太著を参考してください)

    さって、こんな田舎にあるがやることはグローバル級である。あまり聞き慣れていない横文字の並びだが、サーキュラーエコノミー!

    今回紹介するのは、“イリコ”である。要らなくなったイリコまたは、イリコの頭を捨てるのがもったいないからと業者から頂いて、それが次に鶏のエサになり、元気なタマゴになり、その卵は我々に美味しいシフォンケーキと大変身、ガラ(殻)はまたエサに、一部は肥料になり自然へと帰る。これこそ、一つも無駄がない循環システムであり、50年も前からずっとやっているオイスカの研修センター。

    異常気象や海面上昇など、 地球温暖化に伴う災害・環境問題が深刻化し その原因として廃棄物の問題が取り上げられている。サーキュラーエコノミーがその解決策の一つであることは間違いないと思う。

    そこで、10月29日(金)12:10~12:50にこの取り組みを報告形式で紹介しますので、ぜひ、時間を作てみて欲しい!!

    https://zoom.us/j/95869117649

    (ウェビナーID:958 6911 7649)

    サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは、従来の「Take(資源を採掘して)」「Make(作って)」「Waste(捨てる)」というリニア(直線)型経済システムのなかで活用されることなく「廃棄」されていた製品や原材料などを新たな「資源」と捉え、廃棄物を出すことなく資源を循環させる経済の仕組みのことを指します。

    これからも、オイスカ四国研修センターの挑戦は・つ・づ・く!

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