2016年3月7日

「研修生のスピーチ」インドネシアのデェアー

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  • 研修生修了式の懇親会にインドネシアのデェアーのスピーチ

    去年の4月、日本に来てびっくりしたことがたくさんありました。もう11ヶ月がたちました。日本はインドネシアと比べて違ったことがたくさんあります。

    一つは、どこへ行ってもトイレがきれいなことです。ぜんたーでもいつもトイレをきれいに掃除します。インドネシアでは、皆が使うトイレはあまりきれいではありません。そして、一番困ったのはお風呂です。インドネシアでもシャワーは好きでした。でも、皆で一緒にそれも裸で入るなんてびっくりしました。恥ずかしかったです。また、休みの日に町に出かけた時に、お店や駅のエスカレーターで誰も何も言いませんがきれいに片側に並んでいるのを見ました。インドネシアでは考えられません。皆自分の事しか考えません。日本人はすごいと思いました。日本が、このように発展したのもこのような規律が当たり前に普通に出来るからだと思いました。バスや電車を待っている人も順番を守ります。

    これまでに私達は、ここ西日本研修センターで勉強させていただきました。一日のスケジュールは、朝起きてから寝るまで、朝の行事、掃除、農業実習や講義、日本語のクラス、などとても大変でした。空いた時間でも日本語や農業の勉強など自分でも勉強しました。時々疲れてイライラしたり、悲しくなったりしました。でも一緒に勉強している友達が居たので頑張ることが出来ました。テレビもよく見ました。色々な国の紹介があると、自分達の国について皆で話したりもしました。

    私達は、色々な国から来ていて、色々な宗教もあって性格もそれぞれ違います。ここでは、一緒に勉強し、一緒にご飯を食べて、一つの屋根の下で寝ていますので、皆オイスカの家族なりました。

    ここでのお父さんは、所長です。広瀬所長は、いつも冗談ばかり言って私達を楽しませてくれます。でも、一番私達のことをいつも心配してくれます。本当のお父さんのようです。他にも、お兄さん、お姉さん、弟に妹、お爺ちゃんにお婆ちゃんも居ます。特にお母さんは、たくさん居ます。そして、何でも話し合える友達がいっぱい出来ました。

    日本に来て、どうやったらいい野菜が出来るか、どうやって管理をするのか、たくさん収穫をするためにはどうしたらいいのか。多くのことを学ぶことが出来ました。ここで私達は、お土産として持って帰るいいものをたくさんもらいました。

    私達は、種です。ここで大事に立派な苗に育ててもらいました。これから、自分の国に帰って故郷にねを張ります。やがて花が咲いて、実をつけます。雨の日や風の日、暑い日、寒い日もあると思いますが、皆それぞれ違った実をつけます。そして、出来た新しい種で今度は私達が苗を作ります。ここはナーサリーです。これからもたくさんの苗をそだっててください。私達もなるべく大きくて美味しい果物になるように頑張ります。

    ご支援、ご協力頂いた、多くの皆様、いつも応援してくれてありがとうございます。そして、私達をここの家族の一員にしてくれたオイスカの先生や会員の皆様ありがとうございます。心から感謝いたします。ここに居る皆様は、皆家族です。是非私達の国にもいらして下さい。本当にありがとうございました。

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