2015年1月7日

沖縄で技能実習生受け入れ 2014年度は42名が入所 合計73名が技能習得に励む

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  • あいさつに立つ大城農業振興統括監
    あいさつに立つ大城農業振興統括監

     沖縄県からの受託事業により、2014年1月に来日したフィリピンとインドネシアの技能実習生26名は、3年の実習期間のうち3分の1が経過しました。さらに10月22日には、14年度の技能実習生として42名が沖縄県中央卸売市場(浦添市)の会議室で入所式に臨みました。インドネシア26名、スリランカ11名、フィリピン5名の実習生は8月に来日、中部日本研修センター(愛知県)で日本語や日本の文化・習慣、農業の基礎技術などを学んだ後、この日を迎えました。

     事業がスタートする以前より実習に当たる5名とともに、合計73名が離島を含む県内各地の受け入れ先で、土づくりから播種、栽培など農業技術の習得に取り組んでいます。地域で催される行事への参加やスポーツで共に汗を流すなど周囲の人々にも溶け込み、また、実習生たちの姿に刺激を受け、若い世代の就農や後継者が誕生するなど、予想外の成果も出始めました。

    ゴーヤの栽培について指導を受ける実習生(奥)
    ゴーヤの栽培について指導を受ける実習生(奥)

     入所式では受け入れ農家が多数出席する中、沖縄県農林水産部の大城健農業振興統括監があいさつに立ち、農林水産部営農支援課営農担い手班の宮里太班長からは同県の農業について映像を用いて説明がなされました。母国であるアジア各国とも気候的に類似点が多く、同地での経験は帰郷後、即戦力になるものとして期待されています。

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