2016年1月6日

日本NGO連携無償資金協力支援 「日本の水準をミャンマーに」スタッフが来日し技術習得

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    農産品加工の現場を視察(福岡県)

    2014年よりミャンマーで実施されている外務省の日本NGO連携無償資金協力による「農村開発の為の人材育成拠点の整備並びにマグウェ地域生計向上プロジェクト」の職員能力向上プログラムとして、DOA─OISCA農林業研修センター(以下、センター)の職員3名が日本で約1ヵ月の研修に参加しました。07年に四国研修センターの生活改善コースで学んだキン・ター・モン(ター)と14年に西日本研修センターの環境保全型有機農業指導者育成コースを終えたミョー・ティン・ソー、ルウィン・マウンの3名は関東・中部・九州の1都12県を訪問。オイスカ会員をはじめとする企業の協力を得て、食品加工や農業経営などを学びました。

    食品加工の責任者としてセンターの食堂の運営にも携わるターは、 オリエンタル酵母工業㈱の食品開発センターで3日間にわたり研修。食パンや調理パンなどの作り方を学び、「米粉を使用したパンの製造にチャレンジしたい」と意欲を見せるとともに、「日本はどこでも衛生的な環境で食品を加工している。帰国後はその点をさらに徹底していきたい」と衛生管理の重要性への理解も深めた様子でした。

    自立した運営と周辺集落における地域開発プロジェクトの拡大を目指すセンター。その中核を担う3名の今後の活躍が期待されます。

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