2009年11月12日

三級自動車ガソリン・エンジン整備士試験 技能実習生のソー・ミン・ウーがトップで合格

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    合格証書を手にするソー・ミン・ウーと静岡トヨペット(株)サービス技術部 武井課長

     静岡トヨペット(株)で自動車整備技術について学んでいるミャンマー出身のソー・ミン・ウーが、9月4日に行われた三級自動車ガソリン・エンジン整備士の国家試験を受験し、一位の成績で合格しました。静岡県内24名の受験者のうち、外国人は彼一人。日本語で行われた学科試験では平均点が60点ほどの中、100点満点の成績をおさめました。2000年の来日研修以降2度目の来日で、07年2月からふたたび日本で研修を受けています。

     研修開始から2年間つきっきりで指導してきた静岡トヨペット(株)サービス技術部・武井課長もこの結果に大変驚き、その報告を受けた同社藤原社長も喜んでいたとのことです。藤原社長は「初めての外国人研修生受け入れに、当初は不安な面もあったが、礼儀正しく勉強に取り組む彼の姿が、若い日本人職員の見本になっている」と語っています。また、本人も毎朝出社したとき、藤原社長から「ミンちゃん元気?大丈夫?」といつも声をかけ気遣ってくださったことが励みになったようです。

     来年1月の帰国を前に、帰国後必要となる整備用の工具を武井課長に選んで集めてもらっているところで、帰国後、今回取得したこの資格を活かして活躍することが期待されます。

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