2016年6月1日

ミャンマー 三菱商事㈱支援による研修センター着工へ! オイスカの専務理事は政府要人と懇談のため訪緬

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  • 鍬入れをする三菱商事ネピドー駐在事務所の景山所長。右はDOA-OISCA農林業研修センターの木附文化駐在代表、農業指導専門家の岡村郁男氏
    鍬入れをする三菱商事ネピドー駐在事務所の景山所長。
    右はDOA-OISCA農林業研修センターの木附文化駐在代表、農業指導専門家の岡村郁男氏

     3月14日、オイスカと三菱商事㈱(以下、三菱商事)との間で、ミャンマーの中央乾燥地帯における農業人材育成のための研修センター設立支援に関する覚書が取り交わされ、同30日には地鎮祭が行われました。建設地はミャンマー第二の都市マンダレー近郊のチャウマジ村で、式典には三菱商事ネピドー駐在事務所の景山真弘所長をはじめ、オイスカの現地カウンターパートである農業畜産灌漑省農業局のウー・タン・ジャイン計画管理評価部長など関係者約20名が列席。厳かな雰囲気の中、ミャンマーの仏僧による祈願と日本式の地鎮祭で研修センターの建設工事の無事を祈りました。
     オイスカはこれまで、同じく中央乾燥地帯にあるマグウェ地域で農村のリーダー的立場を担う人材を輩出してきました。1期生から19期生まで354名が巣立ったそのDOA -OISCA農林業研修センター(以下、センター)が20周年を迎える記念の年に、新たな人材育成の拠点が誕生。三菱商事支援の下、農業局と共同で運営を行っていきます。
     4月21〜26日には、 オイスカの永石安明専務理事が同国を訪問。マグウェでは、職員としてセンターに在籍するOBを含め約70名が参集した研修生OB会年次総会に出席し、各々の現況をはじめセンターの活動方針や相互の協力体制などについて確認しました。日本の外務省NGO連携無償資金協力により実施されている食品加工やマイクロファイナンスプロジェクトの現場にも足をび、融資を受けている地域住民と言葉を交わしました。

    農業局のイェ・ティン・トゥン局長(中央)と面談した永石専務理事(右)
    農業局のイェ・ティン・トゥン局長(中央)と
    面談した永石専務理事(右)

     首都ネピドーでは農業畜産灌漑省農業局のイェ・ティン・トゥン局長をはじめウー・エー・コーコー次長、ウー・タン・ジャイン計画管理評価部長、農業計画局のウー・チョウ・スエ・リン次長らと面談。17日にセンターを視察に訪れた同省のアウン・トウッ大臣により、マグウェ地域におけるオイスカの農村開発をモデルとし全国普及を進める旨の指示がなされたことを受け、開発方針に基づいた協力の要請がありました。 同大臣は、センターで改良が重ねられ近隣の農村を中心に広がりを見せているマットを用いた育苗システムに関心を示しており、オイスカはその技術を各地へ普及することについてもサポートをしていく予定です。
     オイスカの取り組みはミャンマー政府から高い評価を得ています。政権交代後も協力体制に変わりはなく、今日までの経験を活かし、既存のセンターそしてチャウマジにできる新しい研修センターの両輪で活動を進めていきます。

     

    研修生OB年次総会であいさつに立つ
    研修生OB年次総会であいさつに立つ
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