2015年12月5日

ミャンマー洪水被害 研修センターを中心に支援を継続 農業復興に向けた取り組みも

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  • 7月から8月にかけてミャンマーで発生した大規模な洪水被害緊急支援募金には、多くのご支援をいただき、厚く御礼を申し上げます。11月11日までの募金の総額は29万1319円となりました。ご協力ありがとうございました。

    8月8日には早朝からセンターで弁当を準備、特に被害の 大きかったパカンジー村、パレンダ村の被災住民に配った
    8月8日には早朝からセンターで弁当を準備、特に被害の
    大きかったパカンジー村、パレンダ村の被災住民に配った

    DOA─OISCA農林業研修センターは、同国中央を北から南に流れるエーヤワディー川中流、その最大の支流であるチンドウン川から西に5㎞ほどのところにあります。7月中旬より降り続いた雨で川は増水し、センター近辺では約50の村が被災。オイスカは5村に弁当や米、油などを独自に配布したほか国連世界食糧計画(WFP)からの援助物資を36村約6700戸に配給するなど、緊急支援に協力しました。 村々では上流から運ばれた泥が30〜60㎝ ほど積もり、道路が崩れ通行が困難な場所も多くあります。そのため、オイスカは今後、WFPの支援を受け5つの村で道路補修の支援を行う予定です。2008年に同国を襲ったサイクロン災害における農業復興支援の経験を活かし、 必要とされるサポートも継続していきます。

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