2009年8月4日

タイ・ラノーン 県民と取り組むマングローブの森再生

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    参加した子どもたちと記念撮影

    タイ南部、アンダマン海沿岸に位置するラノーン県の中心部には、今でも街中にマングローブの木々が見られます。それはこの地域が広大なマングローブ林で覆われていたことを意味しています。マングローブ林は、人々の手によって少しずつ街へと変えられ、今もなお不法な伐採や宅地化などによって侵食されています。また、多くの人が生活する場となったことから生じるゴミ、水質汚染などの環境問題が深刻化しています。

    こうした中、ダンロップファルケンタイヤ㈱の支援によるマングローブ林再生プロジェクトが、県や軍、警察や学校などさまざまな機関を巻き込んだ一大事業として始まりました。

    8月4日の開会式には約800人もの参加者が集い、マングローブ植林、ゴミ拾いなどの環境美化活動、展示会や環境をテーマにした子どもたちによる絵画作成ブースなど、さまざまな取り組みが行われました。式典の中でラノーン県知事は「ラノーン県民は力を合わせてこのプロジェクトに取り組み、必ずマングローブの森を蘇らせ、美しい森にすることを誓います」、と参加者とともに宣言しました。

    単に植林をするだけでは、豊かなマングローブ林を取り戻すことはできません。地域住民への啓発活動をはじめ、環境美化などの活動も盛り込んだ、県をあげてのプロジェクトによって、今はゴミの森となっているこの地が、ラノーン県の観光資源となり、水産資源を生み出す宝の森に再生することが期待されます。

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