2013年11月1日

オイスカ・タイ 国内外から協働する企業社員が集合 現場の力となる”顔の見える”草の根交流

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    泥だらけになりながらマングローブを植林
    (住友化学グループ・住友化学労働組合)

    オイスカの海外の活動地では、協働する企業の社員が視察やボランティアのためにその現場を訪れることが少なくありません。特に近年は、本社所在地の日本から、さらに支社である現地法人やグループ会社の社員・家族などが参加して、支援するプロジェクトで共に汗を流すケースが増えています。
    タイでは2013年11月、住友化学グループ、住友化学労働組合一行が、南部のラノーン県でマングローブ植林に参加しました。プロジェクトを支える地域住民の家庭にホームステイをし、共に笑い、同じ食事をし、〝ひとつの家族〞となるプログラムです。同社では、シンガポールや台湾など近隣国からもグループ会社の社員がタイに集まり、一緒に活動に参加しています。

     

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    慣れない鍬を手に地域住民と共に畑づくり(前田建設工業㈱)

     

    12月には、前田建設工業㈱本社と現地法人( THAI MAEDA CORPORATION LIMITED)の社員がスリン県の「子供の森」計画参加校を訪れ、子どもたちや村人と一緒に畑をつくり、地域の清掃や学校の講堂のタイル貼りを手伝いました。約100名もの社員が一生懸命に取り組む姿は村に活気をもたらし、子どもたちにとっても、ボランティア精神や相互扶助について体感しそれを学び取る貴重な時間となりました。
     
    オイスカ・タイでは、このような活動を行う際には、ご支援いただいているプロジェクトの意義や訪問する意味について必ず事前にオリエンテーションを実施しています。理解を深めた上で参加することで、その内容をより効果的なものとし、また参加者自身にも今後の行動について考えるきっかけとなっています。
    顔の見える草の根活動への参加は、プロジェクトを支える現地の人々の大きな力となり、絆を生み、深め、持続的なものへと発展させる契機となっています。こういった機会を活かし、各国での取り組みがさらに充実したものとなることが期待されます。

     

     

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