2016年12月5日

オイスカ・南インド総局 環境保全を中心に活発に活動 100番目の支局も誕生

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    オイスカチルドレンパークには遊具などもあり、子どもたちが遊ぶ姿も見られる
    オイスカチルドレンパークには遊具などもあり、
    子どもたちが遊ぶ姿も見られる

      ケララ州を拠点とするオイスカ・南インド総局は、かつてジャーナリストだったアラビンド・バブ氏が事務局長として手腕を発揮し、さまざまな活動を積極的に展開しています。総局の傘下にある同州ポラカド市のポラカド支局では、市から管理を委託された土地で「オイスカチルドレンパーク」を運営しており、10ルピーの入場料を原資に市内の緑化啓発の推進などに協力しています。パーク内では、子どもを中心とする市民向けに環境について学ぶセミナーを開催するなど、州政府や市当局とも連携しながら環境教育を実施しています。
      各支局が独自にふるさとの自然を守り環境の保全などを目指した取り組みを進める中、その南インド総局に記念すべき100番目のトリッチー支局が誕生しました。9月17日に行われた発会式にはオイスカ・インターナショナルの永石安明事務局長が出席、祝辞を述べました。会場となったタミル・ナード州ティルチラーパッリ市にあるネルーメモリアルカレッジにはオイスカ会員や行政関係者、学生など1500名が参集。同州を代表して参列したクリシュナクマール森林局長は「地域住民の環境保全への意識を高め、彼らの参画を促しながら州内の緑化に力を貸してもらいたい」と期待の言葉と歓迎の意を表しました。
       18日にはタミル・ナード州コインバトール市に101番目のシガナルール支局が発会。背景には、2015年 11月にカリカット州で開催されたアジア太平洋青年フォーラムがあります。フォーラムに講師として参加したシータラクシュミ・ラマスワミ女子大学准教授のマヘシュアリ女史が、オイスカの理念と具体的な行動を伴う組織のあり方に共感し、同州にも拠点を設けたいと奔走しました。また女史は地域の自然を守ることを目的とする〝SAVE GREENCLUB〞を立ち上げ、16日に勤務する大学で発会式を開催し、「未来の子どもたちのために緑あふれる地球にすることは社会における女性の責任でもある」と、女性が積極的に自然環境を守る活動に取り組んでいくことの重要性をアピールしました。
       タミル・ナード州はインド国内でも工業化が進み発展を見せる反面、森林が少なく水資源の確保は隣接するカルナカタ州、ケララ州などに依存する状況にあります。水源となり得る森をつくり、水を確保することが地域の安定的な発展には不可欠だとの考えから、地域住民を主体とした環境保全プロジェクトの実施など、オイスカの長年の経験を活かした取り組みに期待が寄せられています。

    トリッチー支局の発会式に出席する永石事務局長(前列左から4人目)
    トリッチー支局の発会式に出席する永石事務局長(前列左から4人目)
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