2011年8月25日

オイスカ・フィリピン総局 一万人の参加者を得て 50周年記念式典を盛大に開催

  • 海外ニュース
  • 雨の中、リコーダーと鍵盤ハーモニカを演奏する子どもたち。参加者からは「一生懸命演奏する姿に感動した」との声が多く聞かれた

     8月25日、フィリピン・ネグロス島にて、オイスカ・フィリピン総局と西ネグロス州政府の共催によるオイスカ創立50周年記念式典が開催されました。会場となった西ネグロス州バコロド市にあるセント・ラサール大学のアリーナには、同州知事でオイスカ・フィリピン総局会長のアルフレッド・G・マラニオン・Jr.氏、オイスカ・インターナショナルの中野悦子副総裁、永石安明事務局長、オイスカ・バゴ研修センターの渡辺重美所長、卜部敏直駐フィリピン日本国大使、 国際協力機構(以下、JICA)フィリピン事務所の三次啓都次長をはじめ、フィリピン全土や海外から約一万人が参集し、 日本からも70名を超える参加者が駆け付けました。 

     式典では、これまでオイスカ・フィリピンの活動に長年にわたって貢献してきた人物に対し、マラニオン州知事から感謝状が手渡されました。そして、2011年度からJICAの協力を得てスタートする「ネグロスシルク産業支援事業」の合意覚書への調印が、三次次長、マラニオン州知事、渡辺所長の三者でなされました。これにより、ネグロス島における養蚕の普及とシルク産業のさらなる発展が見込まれます。 

     マラニオン州知事の挨拶、三次次長、卜部大使らの祝辞の後、中野副総裁は、「50周年の記念すべき式典をフィリピンのネグロス島で催せたことは、マラニオン州知事のご尽力の賜であると同時に、オイスカがフィリピンの地で活動を開始してから44年間の長きにわたり、この運動を支えていただいたフィリピンのOB会を含めた関係者全てのご支援によって実現されたものだと思います」と挨拶。式典の最後には、子どもたちが集めた東日本大震災支援金募金約8万円が中野副総裁に手渡されるとともに、「環境宣言」を1万人の参加者が全員で読み上げ、それぞれが日々の生活の中で環境保全に取り組んでいくことが確認されました。 

     また、式典前の23〜25日には、バコロド市内のパナード・パークで、州が主催するフードフェア、青年キャンプとオイスカの創立50周年を祝う共同イベントが開催されました。 雨が降る中、「子供の森」計画参加校の児童約1000名が、茨城県の支援者などから贈られたリコーダーと鍵盤ハーモニカを使って演奏を披露しました。さらに、地元のダンスチームによる華やかなショー、日本からの参加者とマニラ在住の日本人らによる盆踊り、ネグロス学生選抜チームと佐賀県立小城高校によるサッカーの親善試合など、さまざまなイベントが催されました。 式典をはじめこれらの様子は、地元の新聞にも連日大きく取り上げられ、同国での関心の高さが伺えました。

     今回、一連の50周年記念行事のテーマについて、マラニオン州知事と渡辺所長は共に「オイスカの活動を次の若い世代につなぐこと」と語っていました。そのテーマの通り、大勢の未来ある若者と子どもたちが参加し、フィリピンでのオイスカの活動が今後も50年、100年と続いていくためのエネルギーに満ちたものとなりました。

    式典で挨拶をする中野悦子副総裁
    合意覚書にサインをするJICAの三次次長、マラニオン州知事、渡辺所長(左から)

     

    この投稿へのトラックバック:

    アーカイブ