2008年7月3日

オイスカ・タイ スリン環境センターが開所

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    タイ総局を当初から支えてくださった方々によるテープカット。写真右からスリン県のムラサット元知事、オイスカ・バンコク支局のアリ会長、サーマキーン寺のナーン和尚、オイスカ・スリン支局のチャチャワン会長。左端は(財)オイスカの木附常務理事
    タイ総局を当初から支えてくださった方々によるテープカット。写真右からスリン県のムラサット元知事、オイスカ・バンコク支局のアリ会長、サーマキーン寺のナーン和尚、オイスカ・スリン支局のチャチャワン会長。左端は(財)オイスカの木附常務理事

    6月 6日、いよいよタイ・スリン県に待望の環境センターが開所しました。オイスカ・タイ・スリン事務所は、ネイチャーキャンプや有機農業、エコ製品の作製などさまざまな「子供の森」計画(CFP)の活動を展開してきました。しかし、事務所の老朽化が進んだこと、借家であったこと、そして何よりも、地域活動の拠点となり得るセンターを切望する現場の声を受けて、今回、移転と建設が実現されました。約200万バーツ(約680万円)の建設費の3分の1は、オイスカ・タイ総局で集めた活動費や寄付金などで賄いました。

    「お金のかかった大きくて立派なセンターでなくともよい、自分たちの活動にあったセンターを自分たちの手でつくっていこう」という思いが結集されて、建設に踏み切りましたが、ここには「必要とされていることがあれば、お金がなくてもそのときに実行する」という現場のオイスカ魂が脈打っています。建設費にはセンター内のドアやトイレ、机などの備品類は含まれていないため、これらは、これから少しずつ充実していきます。

    今後、このセンターは地域の環境教育の拠点として、情報発信地として、また子どもたちのキャンプ活動実施場所として、広く活用される予定です。約157㎡の小さなセンターですが、これから大きな役割を担い、いずれは世界に向けて発信していく中身の大きなセンターになってくれることが期待されています。

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