2010年2月26日

オイスカ・イスラエル総局事務局長来日 COP10に向けて準備体制を強化

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    四国研修センターで講義するカツィール氏
    四国研修センターで講義するカツィール氏

     2月26日~3月13日、オイスカ・イスラエル総局事務局長で、オイスカ・インターナショナルの国際理事も務めるラナン・カツィール氏が来日しました。 

     オイスカは今年10月、名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の公式サイドイベントの開催を計画していますが、同氏は準備を行う「OISCA50周年記念事業生物多様性小委員会」の委員長であり、今回の来日では実際の準備作業を担当しているチームとの意見交換を行うことで、実施準備体制の強化と相互理解が図られました。 また、同氏は農業技術専門家であることから、来日中にオイスカ中部日本、四国、西日本の各研修センターとオイスカ開発教育専門学校を訪問し、研修生や学生らに対し「持続可能な農業」と題して講義を行いました。さらに、香川大学農学部も訪問し、学生を対象にイスラエルの農業について記念講演を実施。参加者は限られた水資源を利用したイスラエルの農業に関心を寄せていました。 

     現在、カツィール氏のもとで準備を進めているCOP10での出展では、オイスカがこれまで世界各地で取り組んできた自然と共生する農村開発・人材育成・緑化活動などについて紹介し、各国政府関係者はじめ国際社会に行動提言していく方針です。

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