2010年3月25日

アフリカの乾燥大地に緑を! 自発的に進められるケニアでの緑化活動

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  •  アフリカ・ケニアで2つの緑化活動が行われました。 ひとつは、2009年度にオイスカ中部日本研修センターにて研修を受けたエイリーンさん(Eileen Bureza)の活動です。 農業普及員である彼女は、オイスカで学んだ農業の技術などを職場で活かせるのですが、それだけではなく、やる気のある地域住民に働きかけ、苗木生産を行う活動も始めました。住民たちは組織をつくり、自ら資金を集めて育苗場を造りました。初年度、育苗したのは、エルゴンチークなど現地固有の樹種10万本以上におよびます。育った苗の多くは販売して住民の収益にする一方、一部は彼らの集落に植林する予定です。利他のために尽くす人材を育てるというオイスカの研修成果が、アフリカ・ケニアの地で表れ始めています。
     
     もうひとつは、ボランティアで「子供の森」計画の調整をしているケニアの首都ナイロビ在住の若田部さんからの報告です。
     3月25日、若田部さんの関係する組織、ルイル刑務所職員養成所から「苗木600本が手に入ったので、植林しないか」との話がありました。急遽、3月30日に近隣の学校の生徒とケニヤッタ大学の学生120名が集まり、午後2時から3時間かけて、樹種の仕分け、穴掘り、植林を行いました。急に決まった植林作業であったため、穴掘りが間に合わず、刑務所に服役中の若者も加わって、大学生とともに作業を行いました。道具が十分に足りていなかったこともあり、予定より時間がかかりましたが、始終、笑いが絶えない楽しい雰囲気での植林活動になりました。
     
     ケニアにはオイスカの総局や研修センターはありませんが、活動を理解し、推進してくれる研修生OBやボランティアによって、アフリカの地に少しずつオイスカの活動が広がっています。

    苗木の育成状況を確認するエイリーンさん(左端)
    苗木の育成状況を確認するエイリーンさん(左端)
    ナイロビ近郊にて、植林をするために苗木を運ぶ子どもたち
    ナイロビ近郊にて、植林をするために苗木を運ぶ子どもたち
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