2012年5月30日

「子供の森」計画 20周年を節目に子どもたちを招聘 グリーンウェイブにも参加

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  • 昨年20周年を迎えた「子供の森」計画(以下、CFP)では、5月にフィジー、インド、インドネシア、フィリピン、タイの各国から子どもたちの代表2名、コーディネーター1名、学校の教員1名を招聘し、合同会議や支援者訪問、交流活動など10日間のプログラムを行いました。

    来日した子どもたち。民族衣装を着て活動紹介を行った

    東京では「世界子ども会議」と題して情報交換のワークショップを行い、子どもたちはそれぞれの国の代表として自らの活動を報告しました。村が海岸に近く、波の浸食から村を守るためにマングローブを植えているフィジー、ゴミ問題解決のための活動を取り入れるインド、学校全体で環境教育に力を入れるインドネシア、広大な山に緑を取り戻そうと長年取り組みを続けているフィリピン、草木染めや木工アートなど森の恩恵を積極的に勉強しているタイ。互いの国の異なった環境や活動を知り、CFPに参加している仲間として、〝ふるさと〞の環境や自然を守るために思いを同じくして活動する姿を学び合いました。

    その後、一行は宮城県でオイスカが進める「海岸林再生プロジェクト」の現場を訪れました。昨年の大震災の折には日本への応援の手紙を書いたり学校での募金活動などをしてくれた各国の子どもたち。「自然の力は人間の想像を超えていると実感した」「住民の方々からお話が聞けて、海岸林がどれだけ地域の人々の暮らしを守っていたかが分かった」「私たち人間が今度は木を守る手伝いをする番だと思った」など、多くを学んだようでした。

    また、イオン㈱との協働でリオ+20に向けた事前プログラムを実施し、日本を含めた6ヵ国の子どもたちが未来へ向けてのメッセージを作成しました(メッセージはこちら)。

    子どもたちはグループに分かれて、オイスカの会員企業や支援者の方々への報告や学校訪問も行いました。オイスカ西日本研修センターを訪れたインド、フィジー、フィリピンチームは、同センターで開催された「子ども環境フォーラム」に参加。地元脇山小学校の児童による「お田植え舞」を楽しんだ後、地域の自然をどうやって守っているかなどの情報交換をしました。四国研修センターを訪問したインドネシア、タイチームも地域の学校で茶道・書道を日本の子どもたちから教えてもらいながら体験し、親睦を深めました。

    各地で生物多様性を守るグリーンウェイブ記念植樹も実施

    今回来日した子どもたちは、自分たちの活動を多くの方々に伝えられたこと、そして日本の、またほかの国から来日した仲間たちとの交流を通じ、お互いの理解を深められたことを喜んでいました。インドから来たラジャット君は「これからは僕の町や国だけでなく、日本やほかの国、そして地球全体を僕の〝ふるさと〞として守るために頑張りたい」と語っていました。帰国後、彼らが今回の経験をさらに多くの子どもたちと共有し、各国の活動を発展させ互いにつながりながら地球全体へと広げていくことが期待されます。

    ワークショップでは自国の環境問題や活動、そしてこれからの計画を発表
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