2016年6月1日

岐阜県支部 バゴ研修センターの渡辺所長 ふるさと岐阜で成果報告

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    活動の大変さを感じさせない穏やかな語り口が
    来場者を引き込んだ

     4月18日、一時帰国中のフィリピン・バゴ研修センター(以下、センター)の渡辺重美所長による活動報告会が岐阜県岐阜市で行われました。渡辺所長が同県出身であることから、現地で進む養蚕普及やマングローブ植林をはじめとする各種プロジェクトの進捗状況を会員の皆さんに伝える場をと、一時帰国に合わせ岐阜県支部が企画したものです。
     報告会には、センターを訪れた経験がある会員やフィリピンでビジネスを展開する企業関係者らが参集。渡辺所長は冒頭、各種プロジェクトは日本の皆さんからの支援で進んでいることを伝え、お礼の言葉を述べました。特に四半世紀にわたる養蚕普及活動について、さまざまな苦労を重ねながらも現在は軌道に乗り地域住民の安定した収入につながっていること、1月に訪比された天皇皇后両陛下からねぎらいのお言葉を賜ったことなどの報告がありました。同所長の生まれ故郷である恵那市から参加した行政関係者は、「地元出身者が国際協力の第一線でこのような活躍をしていることをうれしく、誇りに思う」と感激した面持ちで話しました。
     また、報告会に先立ち古田肇岐阜県知事を表敬、センターがある西ネグロス州の知事から託されたメッセージを手渡すなど、両国の友好促進にも心を砕きました。フィリピンの農村地域の発展に携わり42年。郷里からのエールを力に22日、再赴任しました。

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