2月1・2日、森林や林業関連の学科を専攻する日本の高校生14名が
インドネシアのスカブミ研修センターを訪問、「子供の森」計画(以下、CFP)
参加校のスカブミ第一高校で植林や交流活動に参加しました。
これは、 国土緑化推進機構が、国際的な視野に立った
森林・林業関係の担い手育成を目的に企画した「森林・林業専攻高校生国際交流事業」の
プログラムのひとつで、オイスカが受け入れ先となり実施したものです。
スカブミ第一高校では、日本から参加した5校の生徒が各校の紹介や学校での環境活動について発表。同校のエコクラブの生徒たちの取り組みなどを見学後に行われたCFPの植林ではドリアンや柑橘類など8種の果樹を植え、前日のホームステイでお世話になった生徒やエコクラブの生徒たちと打ち解けた様子で作業をする姿が見られました。同校でCFPを担当する教員のベティ・カルリワリ氏は「今はエコクラブの生徒を中心にCFPを実施しているが、日本の友達と木を植えた体験はその輪を校内に広げることにつながる」と日本人高校生の来訪を歓迎。またクラブで衛生委員長を務める1年生のネン・ラフマワティさんは「日本のようにゴミのない学校を目指したい」と話し、終始笑顔で日本人の生徒たちと交流していました。
一行はこの後、日本政府の支援で実施されている「REDD+実施メカニズム構築プロジェクト」を学習したほかマングローブの植林体験や天然林の視察など、日本とは異なる環境での森づくりやその保全について学びを深め、6日に帰国の途につきました。