9月25・26日、林野庁の今井敏長官が山梨県の森林・林業に関わる事業を視察した際、同県内で展開するオイスカの活動地にも足を運びました。
早川町では25日、木材の利用を通じた地域再生を目指し、同町を含む水源地域の自治体と産官民が連携し立ち上げた「やまなし水源地ブランド推進協議会」(事務局オイスカ)の取り組みや、三菱自動車工業㈱と協働で整備を実施している「パジェロの森」を視察。翌26日、県をはじめ24の企業・団体、専門家などと協働する鳴沢村の「富士山の森づくり」事業の現場には、山梨県の新井ゆたか副知事も同行しました。
同事業では、複数かつ多様なセクターが意見を出し合いながら活動を進めていく「協議会方式」や、調査結果をもとに毎年の作業内容を検討する「順応的管理」など、オイスカが実施する森づくりの手法や、事業のこれまでの歩みを説明。オイスカの取り組みについて理解を深めていただくことができ、今後の活動推進に弾みがつきました。