2014年10月10日

若者よ海を渡ろう 高校生がオイスカの活動地を訪問 異なる文化や習慣に触れて

  • 海外ニュース
  • 例年、実施されるオイスカの海外ボランティアツアー。企業・組織単位のものから、支部・支援組織が主催し一般の参加が可能なものまでさまざまです。近年では若年層からの参加も増えてきています。
    静岡県支部では7月30日~8月4日、「地球環境再生植林フォーラム」と題しツアーを実施。22回目を迎えた今回は昨年11月に台風の被害を受けたフィリピンのネグロス島を訪れました。住民との交流をはじめ、被災地での復興植林やオイスカの活動地をめぐる一行の中には7名の高校生も。県内には毎年、本ツアーに生徒を送り出す高校があり、3年連続して参加した生徒の姿もありました。
    7月26~31日には、飛騨高山高校(岐阜県)の生徒ら10名が、ヌエバビスカヤ州にあるオイスカの活動地を訪問。海外の文化に触れるとともに、ふるさとについて英語で紹介するなどコミュニケーション能力を高めることを目的とした研修のためです。現地では、地元の高校生と片言の英語や身振り手振りを交え意思疎通を図る様子が見られ、生徒からは「文化や習慣は違っても、心が通じ合い、優しさや温かさを感じることができた」といった声が聞かれました。
    このような試みは、若者にとって日本が海外で行っている国際協力活動の一端を知る機会となり、また、あらためて日本人であることを意識し視野を広げることにつながっています。国内外のオイスカの現場を活用し、若い世代の成長に貢献できるよう、大学などの教育機関と連携し活動を推進していく予定です。

    地元の高校生と共に植林を体験。何もかもが新鮮で貴重な体験(飛騨高山高校)
    地元の高校生と共に植林を体験。何もかもが新鮮で貴重な体験(飛騨高山高校)
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