ミャンマーに甚大な被害をもたらしたサイクロン「ナルギス」。日本から支援をしてくださった方々や、ミャンマーを心配している方々に現地の様子を伝える報告会が各地で行われました。
7月13日、神戸市勤労会館でミャンマー・サイクロン災害復興支援シンポジウムが開催されました。オイスカからは、緊急支援の指揮を執っていたミャンマー農林業研修センター・藤井啓介が、元ミャンマー大使・津守滋氏や、他のNGO参加者とともにシンポジウムに参加し、現地の様子、オイスカの緊急支援について報告しました。また、今後ミャンマーの現状を継続的に伝えていくための「被災者支援団体協議会」が発足しました。
8月9日、東京・渋谷区で緊急支援をテーマにしたイベント「フォレステーションvol23緊急支援」が開かれ、オイスカのスタッフがゲスト出演しました。外務省の国際緊急援助室長・小泉崇氏も出席したこのイベントで、オイスカはNGOの立場から緊急支援について意見を述べました。小泉氏からは「政府とNGOでできることは違うが、いかに協力していくかが大切」と、今後の緊急支援における、政府とNGOの協力の必要性が示されました。