【活動報告について】現地では、スタッフや住民の安全確保を最優先に支援活動を開始しています。今後、現地の活動報告については、こちらのページでご報告いたします。
（※ミャンマーの状況によって、対象地域の地名や詳細な活動内容、また情報をタイムリーに公開ができない可能性もございます）

●【2022年2月1日】ミャンマー支援・緊急募金　報告第１弾

●【2022年3月3日】ミャンマー支援・緊急募金　報告第２弾

担当者の思い

2月1日以降、ミャンマーにいるオイスカのスタッフや研修生OB、そしてこれまで関わった地域の人々や友人など、多くの現地の人達のことを思い、心を痛める日々が続いてきました。彼らの安否確認もままならず、現地からメールや電話などで連絡が来るたびに安堵した日が何度もありました。

現地では、スタッフや研修生OBが、自分自身も困難な状況にありながら、また国の将来を憂いながらも懸命に頑張っています。彼らの思いを支えながら、私達がこれまで長年取り組んできた農業、地域開発、教育などの分野で、「地域の人々に寄り添い、支える」活動に取り組むため、緊急募金を開始することになりました。今後、現地情勢も注視しながら、最適な活動を検討し、対応していきます。みなさまのあたたかいご支援とご協力、よろしくお願いします。

現地スタッフの声

皆さま、こんにちは。私は、オイスカミャンマーセンターのスタッフです。2019年の4月から今まで、コロナウイルスで、研修を始めることができないです。農業・畜産や食品加工の仕事をスタッフ14名で頑張っています。センターでつくった野菜やたまご、パンケーキなどをヤンゴンへ送って販売しています。しかし、お客さんも少なく、バスもあまり動きませんから、センターの隣のマーケットで値段を下げて販売しています。

今、ミャンマーでは、食べ物などが全て２倍くらい高くなっています。お金のことも、銀行のルールで引き出すことが難しくて、仕事を回すための資金繰りに困っています。村での問題は、農家たちは、農業をするとき、種と化学肥料代が2倍くらい高く、天気も良くない状態でつくった田んぼや畑は、収穫量が少ないです。販売する時も、値段が下がっていますから、収入になりません。今も雨が降って、栽培を始める時期になってもお金が少ないです。入る（お金が）のも難しいので始めてない人も多いです。皆毎日の食べ物のために、コロナウイルスのことも関係なく、それぞれが出来る仕事を探してやっています。日本の皆さま、困っているミャンマーの人たちを助けてください。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。