3月6〜19日、ニコンプラザ仙台(宮城県仙台市)で、「震災復興『海岸林再生プロジェクト』10ヵ年計画」と題した写真展が行われました。同プロジェクトに賛同する㈱ニコンの協力により、クロマツの播種や育苗、各種団体による被災地視察の様子など、2011年から続く今日までの活動や、海岸林の存在意義について写真パネルを用いて紹介。12年4月にも開催され多くの来場者を得たもので、新たに撮影された写真も加わり、会場では来場者が1枚1枚じっくりと見入る姿が見られました。
同6日には、読売日本交響楽団による「復興支援特別公演『きぼうの音楽会』in名取」が開催された名取市文化会館大ホールのロビーでも、同様に「海岸林再生プロジェクト」の写真とデータをパネルで展示。このパネル展は㈱JTBコーポレートセールスが読売日本交響楽団に働きかけて実現したもので、同市の海岸線を中心に長期にわたり取り組まれる本プロジェクトの詳細や、「名取市海岸林再生の会」に所属してクロマツの育苗に従事する地元農家の姿を、同じ名取市や近郊の住民に知っていただく貴重な機会となりました。
また、㈱ニコンにより、プロジェクト名を記した横断幕2種類も作製され、今後の活動の中で広く活用させていただくことになりました。