遠く祖国を離れて来日し、四国研修センターで学ぶ海外研修生たちの母親がわりを務めるなど、親身になって研修生たちの面倒を見ていただいた地域の女性の方々。その先頭に立って活動された故・篠塚トヨさんが初代会長となって組織された香川女性部(現会長・吉岡和子氏)が本年創立30周年を迎え、6月26日午後、高松市内のホテルで記念講演と式典が行われました。
この日は、オイスカの中野良子会長が「次代をつなぐオイスカの心」と題して、また公益社団法人セカンドハンドの平野キャサリン理事長が「セカンドハンドを通して支援のあり方について思うこと」と題してそれぞれ記念講演。続いての記念式典では、真鍋武紀香川県知事、大西秀人高松市長などから祝辞が寄せられ、活動を支えてこられた方々へ感謝状の贈呈などが行われました。また、懇親会では現在同センターに在籍中の研修生たちによる合唱なども披露され、和やかな国際交流が繰り広げられました。