3月4〜7日、「子供の森」計画のコーディネーターが、カンボジア、インドネシア、フィリピン、スリランカ、タイから集まり、ミャンマー農村開発研修センター(以下、センター)で研修が行われました
実技講習では参加者が交代で講師を務め、古紙を使ったリサイクルペーパーづくりやバナナの幹を利用した苗木ポットづくり、写真撮影のポイントといった、すぐに導入できる技術が多く共有され、有意義な研修となりました。一方、持続可能な取り組みに向けて行ったディスカッションでは、資金・環境・人材面での課題が浮き彫りに。スリランカやインドネシアの参加者からは、農業省や環境省と連携し、そうした問題の解決を図っている事例が紹介されたほか、青年リーダーの育成や各国間の情報交換、技術支援の促進について活発な意見交換がなされました。
国同士の横のつながりを強めたことに加え、厳しい気象条件下で地道に努力を積み重ねて進むセンターやその周辺地域の活動を視察したことで、参加者たちのモチベーションも向上。帰国後のこれまで以上の活躍が期待されます。