2013年1月25日

オイスカ・フィジー 政府との基本協約更新 青年育成における相互協力を確認

  • 海外ニュース
  • 署名を終え、握手をするマタイトガ大使と中野総裁

     1月25日、在日フィジー大使館において、オイスカとフィジー政府との相互協力に関する基本協約の更新が行われました。オイスカの同国における活動のカウンターパートであるフィジー政府青年スポーツ省を代表して、イシケリ・マタイトガ特命全権大使とオイスカ・ンターナショナルの中野良子総裁との間で調印されました。

     基本協約では、オイスカの果たす役割として、農村青年を対象とした研修を主体的に着実に行うことなどが挙げられ、政府はそのために必要な政府各部局間の相互理解を促進することや便宜供与を図ることを約束しています。

     最初に基本協約が締結された1991年以降、 オイスカはフィジーにおいて、同省が青年を対象に実施する各種技術研修の農業部門を担ってきました。これまでに500名以上の青年に技術指導を行ってきたほか、海や山での植林など森林保全活動を通じた環境教育、サンゴ礁の保全も積極的に進めています。

     マタイトガ大使は、実際にオイスカの活動現場を訪れた経験があり、オイスカの地道で堅実な活動が絶え間なく続いていることを評価するとともに、研修修了生の技術を活かす積極的なフォローアップの重要性についても触れられました。

    この投稿へのトラックバック:

    アーカイブ