2007年の発足以来、モンゴルの首都ウランバートル近郊のダンバダルジャー公園での植林活動や植林に関するセミナーなどを実施してきたオイスカ・モンゴル総局が、9月22日から、中国内モンゴル自治区へ1週間のスタディツアーを実施しました。日程の中には、同地区で砂漠化防止活動に取り組む阿拉善沙漠生態研究研修センター訪問が組み込まれました。 一行はセンターで、責任者の冨樫智から説明を受けた後、温室や植林活動の様子を見学。モンゴルでも応用可能な技術を確認して参考にしたい、とやる気を高めました。総局のニンジン事務局長は、「センターの見学は我々に大きな夢を与えました。効果のある活動にするにはどうすればいいか、自分たちの活動を見直して、現地の状況に合うような計画を立てたい」と話しました。
阿拉善センターもまだまだ試行錯誤の段階にあり、まずはそれぞれの活動をしっかりと確立することが先決ですが、将来、両者が協力し合って活動できる日が来ることが期待されます。