オイスカの関連機関であるオイスカ日本語幼稚園はこれまで、上海、広州、香港、マニラに計7園開設されていましたが、先日、オイスカ・バンコク日本語幼稚園としてタイにも幼稚園が誕生しました。1月28日に行われた記念式典には、日本からオイスカ・インターナショナル・中野利弘副総裁やオイスカ国際活動推進国会議員連盟・柳澤伯夫会長(衆議院議員)、巷野悟郎氏(日本保育園保健協議会会長)ほか8名、現地からは在タイ日本国大使・小林秀明特命全権大使をはじめ約60名が出席。テープカットや鏡開きをしたほか、文部科学省・渡海紀三朗大臣から祝辞をいただきました。同幼稚園では「強い身体、きれいな心、良い頭、自立心と社会性」を教育方針に掲げ、タイの在留邦人家族を支えられるよう努力していきます。
一方で昨年、オイスカ広州日本語幼稚園が10周年を迎え、1月25日に中国の広州花園ホテルで記念式典が開催されました。日本から中野副総裁ほか7名、現地からは日本国駐広州総領事官・吉田雅治総領事をはじめ、園児の父母など約150名が出席しました。同幼稚園は在留日本人の幼児教育環境整備という強い要望に応え、香港の中国返還を目前に控えた1997年5月に開園。健康第一をモットーに、緑豊かな環境の中で土に親しみながら思いきり遊び、楽しみながら丈夫な体が作れるような保育環境づくりに努めてきました。式典では来賓から、「異国の地で子育てに不安を抱くことも多いだろう日本人の方々のために、今後も子どもたちがのびのびと安心して学び、かつ遊べる環境を提供していってください」などのメッセージが寄せられました。今後も安心して子どもを預けてもらえる保育を目指し、保育環境のさらなる充実と発展に努めます。