2008年5月16日

ミャンマー・サイクロン災害 217世帯に食料・物資を支給

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  • 避難所となっている学校での食糧配布。各世帯の代表者一人一人に塩、米、油を渡す
    避難所となっている学校での食糧配布。各世帯の代表者一人一人に塩、米、油を渡す

    5月14日・15日にヤンゴン管区近郊のダゴン地区で最初の緊急支援を行いました。家が全壊・あるいは半壊した人が非難している学校や僧院、倉庫などの計7ヶ所での配給でしたが、いずれの避難場所も幹線道路から中に入った場所に位置しているため、支援物資はほとんど届いていませんでした。それらの場所に米、油、塩、水等を、家族単位で必要な量にわけ、一人一人手渡しで配布しました。

    どの場所でも、貴重な食糧の配給はありがたいと喜ばれていたようです。また、そのうちの1ヶ所では、家が全壊している被災者のためにビニールシートも配布しました。連日雨が降っているため、雨をしのぐことができるビニールシートも、夜安心して眠れると喜ばれました。

    14・15日両日で計217世帯に対して食料や物資の配布ができました。

    同 5月15日には、ヤンゴン管区で最も被害が大きいといわれるクンジャンゴンタウンシップにも、現地スタッフが調査に入りました。クンジャンゴンは、村が高波で全壊し、まだ支援物資の行き届いていない村人が雨の中、傘もなく支援を待っているという悲惨な状況とのことです。食料および雨をしのぐビニールシートを一刻も早くクンジャンゴンでも配布できるよう、現在準備を進めている状況です。

    僧院にて食糧を手渡す研修生OB(中央)とスタッフ(右)
    僧院にて食糧を手渡す研修生OB(中央)とスタッフ(右)
    校舎の中で配布の順番を待つ人々
    校舎の中で配布の順番を待つ人々
    学校や僧院に避難することができず、建設中の倉庫に避難していた住民にはビニールシートを配布
    学校や僧院に避難することができず、建設中の倉庫に避難していた住民にはビニールシートを配布
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