4月12日、香川県庁で「KAGAWAアンバサダー」の委嘱式が行われ、オイスカ・インターナショナル香港総局事務局長の石見康雄が出席し、浜田恵造知事より委嘱状を受け取りました。
同県が推進する「KAGAWAアンバサダー」は、県にゆかりがあり、海外で活躍する人たちに、香川の魅力を海外に発信する名誉大使を委嘱する事業で、現在約30名がアンバサダーとして、経済、観光、文化など幅広い分野で情報発信や提言活動などを行っています。 香川県にある四国研修センター(以下、センター)での勤務経験を持つ石見は、福島県の出身ですが、現在は自宅が香川県にあることから、アンバサダーを委嘱されました。委嘱式では、知事から香川の魅力を広く発信してほしいと要請を受け、「香港と香川の橋渡しをしたい」と意欲を示しました。
また23日には、四国支部がオイスカ春のつどいを丸亀市内で開催、恒例の行事に会員ら130名が参加しました。講演会では、前電機連合福祉共済センター理事長で、退職後にオイスカ首都圏支部副会長兼事務局長を務める藤田幸三が登壇。「労働組合から見たオイスカの魅力と支援の意義」と題し、電機連合で進めてきた「子供の森」計画をはじめとするオイスカ活動の支援や、協働する意義などについて、自身の経験や思いを語りました。参加者からは「労働組合がこのように大規模な国際貢献を行っていることを知らなかった」といった声も聞かれ、オイスカがさまざまなステークホルダーと共に活動する重要性への理解が深まりました。
続いて行われた懇親会では、淀谷圭三郎香川県知事公室長をはじめとした来賓の挨拶に続き、2017年度の功労者に石井淑雄四国支部会長が感謝状を贈呈、「センターと支部が車の両輪のように一体となり、香川、そして四国の地でさらにオイスカ活動を発展させていこう」と参加者らに呼びかけました。センターの研修生らも参加し、日頃から支えてくださっている会員の皆さんと、覚えたての日本語で懸命にコミュニケーションを図る姿も見られ、 和やかな春のつどいとなりました。