オイスカが参画する「アジアの未来への展望」NGO協議会・地域づくり分科会が主催するワークショップが1月31日、JICA東京国際センターで開催され、オイスカを通じて山梨県丹波山村で研修を受けたエイプリル・ドランさんがスピーカーとして登壇しました。
本ワークショップは、国際協力NGOが海外での活動を通じて培った経験を、日本国内でも活かすべく共有しようと企画されたものです。2013年4月にフィリピンから来日したドランさんはこの日、3月の帰国を前に人口600人ほどの山村地域の活性化を目指して活動した2年にわたる体験を発表。「当初は笑顔よりもいぶかしむ視線が向けられることが多かったが、自ら地域の人たちに明るく声をかけることで受け入れてもらえた」との話には、国内外を問わず、 心を開いて相手と向き合うことが重要だとのメッセージが込められ、会場の共感を得ていました。
丹波山村では15年度も同国から2名の研修生を受け入れており、オイスカは引き続き各種手続きや基礎研修といった側面からのサポートを行っていきます。
※12年度の トヨタ財団主催によるアジア隣人プログラム「未来への展望」に参加した国内15のNGOが結成した協議会。「地域づくり」「水」「パートナーシップ」の分科会で、日本とアジアの人々との新たな関係づくりを目指して活動を展開