4月25日、四国支部創立20周年記念行事が香川県丸亀市のホテルで行われ、記念式典や講演、祝宴などに会員、地元選出の国会議員や域内自治体代表など180名が集い、共に祝いました。四国支部は「四国はひとつ」を合言葉に1993年に創立されましたが、それに先立つ80年にオイスカ香川県青年会が、その後、同婦人部および綾南(現綾川)、愛媛県、高松の各支局が相次いで発足し、45年にわたり四国研修センターと不離一体の歩みを進めてきました。
記念式典では2012年度の支部活動に貢献した企業や団体、会員増強に貢献した組織や団体、個人など16組に感謝状が贈られました。続いて、愛知大学教授・オイスカ理事の樋泉克夫氏が「2つの『2つの中国』と日中関係―味噌と筋肉」、同参事の清藤城宏氏が「東日本大震災復興に向けた海岸林再生への挑戦について」と題して記念講演。半世紀ぶりに四国の地を訪れたという樋泉氏からは、「熱意が会場に溢れ、改めてオイスカ四国の心意気と志を強く感じた」と講演後の感想が寄せられました。また、清藤氏の講演を聞いた参加者の一人は、「スクリーンに映し出される映像を通して、被災現場で海岸林再生に取り組む様子がよく分かった。このプロジェクトにさらに大きな関心を寄せていきたい」と話していました。参加者には記念誌『20年のあゆみ』も配布され、20年の歴史をかみしめつつ、5年先、10年先のさらなる発展を誓い、散会しました。