2012年12月11日

東日本大震災支援「森のつみ木広場」 子どもたちの手で磨かれたつみ木を南相馬市へ寄贈

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  • さっそく贈られたつみ木を手に。子どもたちとオルビスの社員により磨かれたつみ木7 5 0 個にはオイスカのロゴマークの焼印が

     震災後、福島県の子どもたちが安心して遊べるようにとつくられた屋内公園「ふくしまインドアパーク」を運営する認定NPO法人フローレンスからの要請を受け、新しく開設された「南相馬園」に、オルビス㈱の協力の下、つみ木約3000個を寄贈しました。うち750個は福島県に住む子どもたち、および被災地域での「森のつみ木広場」の活動を支援いただいている同社の社員有志によって磨かれたものです。磨きとは、つみ木の形にカットされた木材の表面や角を研磨して滑らかに加工する作業で、通常は木工屋など専門業者に依頼しています。

     子どもたちが自らの手でその作業を行うことになった経緯は、昨年、福島県の子どもたちを対象としたキャンプで実施されたつみ木遊びのワークショップ時に、「支援されるだけでなく、自分たちでも何かをしたい」との思いを受けたことでした。そこで、寄贈予定のつみ木の一部を託し、磨きの作業をお願いすることに。根気と集中力が必要とされる作業のため、子どもたちだけでは厳しい状況にありま
    したが、それを知った同社社員が有志を募り、就業時間後にたびたび集まり残りのつみ木を全部磨いてくれることになりました。

     準備から4ヵ月、磨かれたつみ木は12月11日、無事に南相馬園に贈ることができ、「クリスマスまでに」という約束も果たすことができました。

    一つひとつ、丁寧に磨いていく。「安心して楽しく遊んでもらいたい」

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