11月9日、全日本空輸株式会社(以下、ANA)本社ビルにおいて、同社と韓国のアシアナ航空が共催し、「東日本大震災被災地支援チャリティーバザー」が開催されました。両社はこれまで日本と韓国で植林活動などの社会貢献活動に取り組んでおり、本年は、東日本大震災の被災地支援をともに行っています。
今回のバザーの売り上げは、オイスカが行う海岸林再生プロジェクトと中央共同募金会にそれぞれ寄附されることが決まっており、開会式では目録が贈呈されました。また、ANAの長瀬眞代表取締役副社長からは、「海岸林の再生には長い時間がかかると聞いている。今後も協力していきたい」との言葉や10月30日に行ったボーイング787型機での海岸林視察ツアーについての報告がなされました。
バザーでは、洋服や日用品などに加えて、ゆず茶やビビンバといった韓国の名産品、東北地方のお菓子や果物なども販売され、多くのANAグループらの社員でにぎわいました。ANAの石島好子CSR推進部環境・社会貢献チームリーダによると、「海岸林プロジェクトに関して、多くの社員が興味をもっている。自分たちができる復興支援方法を探している社員も多い」との話があり、本プロジェクトへの同社全体の関心の高さが伺えました。今後、羽田と成田でも同様のバザーが予定されており、その売り上げもオイスカへ寄附される予定です。
このほかにも、11月1日~12月15日の期間限定で、ANAのマイレージ会員がマイルを支援金として寄附できる「海岸林再生マイル」の導入やANAセールス株式会社から「787香港フライト」のオークション販売収益177万1000円が寄附されるなど、グループ全体でオイスカの活動に支援いただいています。