植栽した苗木が順調に育つには、生育の支障となる草や灌木、ササ類などの刈り取りが欠かせません。特に日本では、これらの繁殖が旺盛となる夏季の下草刈りが重要な作業となり、今夏も多くのオイスカ会員やボランティアの方々が、猛暑の中、各地で下草刈りに汗を流しました。主な活動は以下のとおりです。
7月5日:山梨県北都留郡小菅村
本田技研工業㈱とオイスカが協働で進める「ホンダ小菅村森づくり」活
動では、これまで植林をしていたが、今回初めて社員ボランティアによる下草刈りを実施。
同社社員ら約60名が参加。
7月6日:愛知県豊田市石野町
中部日本研修センターおよび石野地区友の会メンバーら約30名が、環境教育の場づくりを
目指し同地区で植林している果樹林で実施。将来は子どもたちの参加を促す計画。
7月13日:北海道当別町青山中央道民の森
北海道支部が10年以上にわたって実施している北海道「山・林・SUN」体験活動として。
ユネスコ会員や大学生ら約20名が参加。
7月20日:福岡県朝倉市大平山
甘木朝倉支局および西日本研修センターが、昨年の植林に続く森づくり活動の一環として
下草刈りを実施。会員、センター研修生、商工会議所メンバーら約70名が参加。
8月23日:山梨県甲府市武田の杜
オルビス㈱が「オイスカの森」の下草刈りを実施。同社社員、山梨県支部会員ら約145名が参加。
8月24日:山梨県南都留郡鳴沢村
「富士山の森づくり」の協働企業である鈴健興業㈱が、1昨年の植林場所で、林業従事者の指導の下に下草刈り。
同社社員ら約50名が実施。また、7月29日には、「富士山の森づくり」推進協議会のメンバーが、
8月2日には、豊田通商㈱の社員ら約40名も林業従事者の指導の下で下草刈り。
9月6・7日:山梨県南巨摩郡早川町
㈱三菱自動車の社員約60名が、07年よりスタートし森林整備事業プロジェクト・三菱「パジェロの森」にて実施。
同社では、6月3日にも新人研修の一環として下草刈りを行った。
9月27日:山梨県丹波山村
東急ホテルグループの社員ら約60名が、丹波山村の「東急ホテルズグリーンコインの森」で、
森づくり活動の一環として下草刈り。
10月11日:山梨県甲府市つつじヶ崎
「ANAインターコンチネンタルホテル東京つつじヶ崎の森」で、オイスとの協働による森づくり活動の一環として
下草刈りを実施。同社社員ら約50名が参加。