2009年5月28日

オイスカ阿拉善沙漠生態研究研修センター 蒙文第一小学校卒業記念植林

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    記念碑を囲んで思い出の一枚

    5月28日、中国・内蒙古自治区のオイスカ阿拉善沙漠生態研究研修センターで、「子供の森」計画に参加する蒙文第一小学校の卒業記念植林が行われました。

    6年生の児童100名と先生や保護者ら、総勢200名が参加。環境教育プラス砂漠歩きというユニークな卒業記念行事に、環境局や教育局の関係者が参加したほか、阿拉善テレビも取材に訪れました。

    環境を守る決意を表した誓いの言葉や校長先生らの挨拶の後、植林を行いました。事前に指導を受けた子どもたちが主体となって200本のニレの木を手際よく植え、しっかりと根付くことを願って水やりを行いました。植林を終えると、砂漠に向かって歩き出し、そこで5頭の羊を茹でて参加者全員で昼食、夕方遅くまでの大ピクニックとなりました。

    また、2tほどの大きな石に「生態を守ることは生命を守ること」を表して「生態│生命」の文字をモンゴル語、漢字、ひらがなで書いた記念碑が立てられました。

    環境教育が子どもから親へ、そして地域へと広がるには時間がかかるかもしれませんが、内モンゴルが今後変化していくという確かな感触が残ったイベントとなりました。

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