インドネシア政府環境省は、6月5日の「世界環境デー」を記念し、毎年、同国の環境保全に貢献した人物にカルパタル賞(*)を授与しています。今年は、西ジャワ州インドラマユ県でオイスカが東京海上日動火災保険㈱の支援を受けて実施しているマングローブ植林プロジェクトの現地調整員のルディヤント・チュクップ氏が選出されました。同氏は、オイスカ・インドネシア・OB会研修センターの2000年度の卒業生で、一貫して同プロジェクトを担当。その成果が認められ、今回の受賞となりました。同氏は同日、大統領宮殿にてスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領よりトロフィーを授与されました。今回の受賞は地元インドラマユ県からの推薦を受けての受賞で、同氏個人に対して授与されたものですが、オイスカの環境保全に携わるすべての人にとっても励みとなるものと言えます。
なお、インドラマユ県に対しても、清潔で緑化に対して先進的な取り組みを行っている都市に与えられるアディプラ賞が授与され、地元はダブル受賞に沸き立ちました。
*サンスクリット語の神話上の不死の木KALPATALUに因んでつけられた賞名。01年には、オイスカカランガニアル研修センター所長ムルヨノ・ヘルランバンも受賞。