3月18日、フィリピン大使館からオイスカに、「被災地域にいるフィリピン人100名をオイスカの施設で受け入れられないか」という相談がありました。その日のうちに、オイスカでは、国内研修センターや関連施設である月光天文台、オイスカ高校などでの受け入れの可能性を検討。結果、オイスカ高校で受け入れ可能という返答をしました。
19日、フィリピン大使館から再度連絡があり「避難場所としては大使館のある東京が望ましいため、分かれて都内数ヵ所の教会に受け入れてもらうことになった。ただ、避難民の方が使う毛布が100枚ほど不足しており、支援をしてほしい」という要請を受けました。オイスカでは、さっそく同日中に再び関連施設などに毛布提供の協力を呼びかけました。
20日午前、オイスカ中部日本研修センターのスタッフ2名が、同センター分とオイスカ高校分の毛布約100枚を車に積んでオイスカ本部に到着。さらに、静岡の月光天文台から届いた約50枚をはじめ、オイスカ首都圏支部の賛助会員の方々、職員の知人など、さまざまな方が毛布を本部に寄せてくださり、当初の要請数の倍の200枚以上が集まりました。
同日午後、2台の車に詰め込んで、都内のフィリピン大使館へ。大使館職員に無事手渡すことができました。
オイスカでは、今後も被災した外国人への支援要請にも積極的に対応していきたいと考えています。