オイスカ・ミャンマーでは、１９９７年よりミャンマー農林業研修センター近隣の村で小学校の建設支援事業を行っています。校舎の建設だけではなく、その後の改修や改築、さらに一部では教科書の提供も行ってきました。この事業は、オイスカが取り組む地域開発支援の一環であり、これまでに支援を実施した学校の総数は26校（保育園３校建設を含む）にのぼります。　　２０１０年度は、福岡県の永橋一馬氏からご支援をいただき、新たに２校の小学校校舎改築事業を実施。１月に無事、両校とも完成しました。永橋氏はお父様を第二次世界大戦中にミャンマーで亡くし、これまでも遺族会の墓参りなどで同国を訪問してきました。　　今回のご支援は、お父様が亡くなった地であるミャンマーのために何かしたいという気持ちと、昨年５月に永橋氏がオイスカ西日本研修センターで行われた研修生入所式に初めて参加し、オイスカの活動への理解が深まったことがきっかけで実現しました。　

　今後、完成した校舎は地域の住民により管理・運営されていくとともに、オイスカ・ミャンマーも引き続き支援を続けていきます。