東ティモールのリキシャ県にあるオイスカ東ティモール地域開発研修センター(以下、センター)では、独立後の内戦に疲弊した国土を復興し、平和の礎となる人材を育成するための研修活動を行っています。東ティモール全土から集まった青年を対象に6ヵ月ごとの有機農業研修を行っていますが、その活動は同国内でも高く評価されており、昨年7月には在東ティモール日本大使より在外公館長表彰を授与されています。 本年7月15日に実施された第16期初級研修生(11名)、および第15期上級研修生(3名)の修了式には、北原巖男在東ティモール特命全権大使夫妻をはじめ、リキシャ県知事、マウバラ郡郡長、同郡警察司令官ら多数の要人が出席。北原大使からは、「研修生たちが当研修センターで学んだことを生かし、東ティモールの発展に貢献することを期待しています」との祝辞をいただきました。また、センターの伊藤秀雄代表が栽培作業記録をつける重要性を指導していることを踏まえ、修了生にノートとボールペンなどをプレゼントしていただきました。
*研修修了式の様子は在東ティモール日本大使館ホームページ
http://www.timor-leste.emb-japan.go.jp/ngo.htmlでも紹介されています