2018年7月4日

各地で支部主催の活動報告会 会員による海外派遣報告を実施 渡辺会長による講演も

  • 国内ニュース
  •  例年、5・6月は全国支部の幹事会や総会が行われ、同時に講師を招いた活動報告会なども開催しています。

    長野県支部幹事会
    長野県支部幹事会

     長野県支部では、5月25日に幹事会が開催され、東京からは中野悦子理事長も出席。昨年度の反省を踏まえ、今年度は支部内のコミュニケーション強化を図り、会員・支援者の皆さんがさまざまな形でオイスカの活動に接する機会を増やせるよう、積極的に取り組んでいくことが確認されました。同支部は来年、設立30周年を迎えますが、設立前からオイスカを支援している会員も多く、当日は中野理事長から永年(40年)会員に表彰状が授与されました。また2期4年にわたり、会長を務めた北村正博氏が今回の幹事会をもって退任。新たに水本正俊氏(一般社団法人長野県経営者協会専務理事)が会長に選任され、新体制で今年度の活動がスタートしました。 同30日には富山県支部が活動報告会を開催。昨秋「緑の植林協力隊2017」に参加した高見之信常任幹事から、訪問先のパプアニューギニアでの活動について、スライドを使った詳細な報告がなされました。続いて永年会員の表彰、新規入会者の紹介が行われました。

    講演する渡辺会長(富山県支部)
    講演する渡辺会長(富山県支部)

     また、第二部では、渡辺利夫オイスカ会長が「日本の開発協力の起源 ?八田與一を中心にして?」と題して講演。今年は明治維新150年にあたるが、明治の時代を生きた先人たちが国の指導者から一般庶民に至るまで「公」の意識を強く持っていたことに学ぶべきだ、と強調。参加者からは「今後の活動推進の励みとなった」といった声が聞かれました。
     岐阜県支部でも6月2日に総会を開催し、昨年度の活動報告などが行われました。同支部は、県内の市町村の多くが会員となって活動を支えており、総会にも多数の自治体関係者が出席。当日は記念講演の講師として、オイスカ・インターナショナルの渡邊忠副総裁が登壇。今年が日本人ブラジル移住110年にあたることから、その歴史になぞらえ、長年オイスカが取り組んできた国際協力活動を振り返りました。オイスカの歴史が、多角的な視点から語られた記念講演となりました。

    この投稿へのトラックバック:

    アーカイブ