2018年6月4日

国内の森づくり三菱自動車工業「パジェロの森」多様な活動のフィールドに

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  • 岡崎(愛知県)、京都、水島(岡山県)にある製作所の 新入社員が研修に参加し、森林整備活動を体験
    岡崎(愛知県)、京都、水島(岡山県)にある製作所の 新入社員が研修に参加し、森林整備活動を体験

     4月9〜14日、三菱自動車工業㈱は山梨県早川町で進める「パジェロの森」で新入社員研修を実施、96名が参加しました。同社は2006年より「パジェロの森」(3ha)の活動を行っており、オイスカが調整役を担っています。林業者による整備に加え、社員による下刈りや除伐などの保育作業を継続的に実施。12年には台風被害により、活動休止に追い込まれたものの、14年からは第二期「パジェロの森」(7ha)を再開しました。
     16年からは、このフィールドを人材育成の場として活用しようと新入社員研修がスタート。間伐作業を中心とした森林整備は、体力的な鍛錬の場となるのと同時に、安全確保の重要性や自然と向きあうことで謙虚さなどを学ぶ場にもなっています。また、同社では〝材の活用〞を積極的に推進。岡崎製作所では見学者用の「パジェロの森シアター」を「パジェロの森」の材100%で製作したほか、全国28ヵ所にある「電動DRIVESTATION」では、子ども連れの来場者のためのキッズスペースに早川町産材を中心とした山梨県産材を使用。社会貢献の場としての森づくりにとどまらない発展を続ける先進事例となっています。
     オイスカでは、国内の森林保全や環境教育の推進につながるこうした企業の取り組みを広げるべく、今後も積極的に協働事業を進めていきます。

    キッズスペースに設置されたつみ木
    キッズスペースに設置されたつみ木
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