7月8日、「富士山の森づくり」のボランティア活動に企業やオイスカの各支部などから160名が参加しました。今年度から第2期に入った同事業では、植栽木の生育調査を新たにスタートさせ、当日は調査と除伐(※)を行う2チームに分かれて作業を行いました。樹高や根元の太さなどの計測、記録を行った調査チームからは、「樹種による成長の違いが分かった」といった声が寄せられました。
また除伐作業では、自分の腕の太さほどにまで成長した木をノコギリで切り倒すことに当初は戸惑っていた参加者も、次第に森が明るくなり、 覆われていた植栽木の姿が見えてくると、「除伐の目的がよく理解できた」と、効率よく作業を進める様子が見られました。作業後に行われた閉会式では、毎年多くの会員が参加している福島県推進協議会、首都圏・長野・静岡の各支部に感謝状が贈られました。今後も健全な森の再生を目指し、全国の多くの方々の参画を得ながら活動を進めていきます。
※育てようとする木の周辺に生え、その健全な生育を阻害する木を伐採する作業